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推進室について

 ダイバーシティ推進室は、令和4年4月に「男女共同参画推進室」を改称し、喫緊の課題や戦略的事項に対応するための学長直轄組織である「山形大学戦略本部」7つの室(組織改編により、R6.4.1から5室)の一つとして設置されました。

 ダイバーシティ推進室では「山形大学男女共同参画基本計画(第2次)」に基づき、男女共同参画及びダイバーシティを一層推進し、本学の学生及び教職員が性別、性的指向・性自認等にかかわらず、あらゆる活動において個性と能力を発揮でき、かつ、学業・仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を実現することを目指し、具体的な施策の推進を図っていきます。

山形大学ダイバーシティ推進体制

ダイバーシティとは

 多様性(Diversity)という言葉はさまざまに使われていますが、日本では、Diversity & Inclusion(受容)を省略して使われることが多いです。人種・性別・年齢・身体障害など外見上だけでなく、価値観・宗教・生き方・考え方・性格・態度などの内面的な違いにかかわりなく、すべての人が各自の個性を生かし能力をフルに発揮できるような組織環境をつくることを意味します (公益法人日本女性学習財団(https://www.jawe2011.jp/kaisetsu/index.html)より引用)。
 本学では、学生及び教職員が性別、性的指向・性自認等にかかわらず、あらゆる活動において個性と能力を発揮でき、かつ、学業・仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を実現することを目指しています。

学長挨拶

山形大学男女共同参画基本計画(第2次)に基づき、
男女共同参画及びダイバーシティを積極的に推進していきます

学長 玉手 英利
   Hidetoshi Tamate

 山形大学は、平成22年(2010年)に策定された山形大学男女共同参画基本計画により、男女共同参画推進委員会を中心に男女共同参画を推進し、ワーク・ライフ・バランスの実現を図ってきました。この間、文部科学省「女性研究者支援モデル育成事業」(平成21~23年度)や「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ事業(連携型)」(平成27~令和2年度)の採択を経て、研究・就業環境の整備を行ってきました。
 令和元年度に、計画期間が終了することから山形大学男女共同参画基本計画(第2次)を策定しました。次の計画期間は、令和2年度から令和11年度までの10年間です。地域に根ざし世界を目指す大学として、多様な価値観に基づく教育・研究を推進し、県内はもとより、東北地区、さらには全国の中にあって模範となる「男女共同参画」の実現された大学となるように、これまでの10年間の成果などを踏まえ、我が国の男女共同参画に係る動向と国立大学協会における目標等に鑑み、男女共同参画に加えダイバーシティを一層進することを目的に、基本方針及び具体的施策を策定しました。
 令和2年4月、私が学長となり新執行体制に変わりましたが、学長自ら先頭に立ち、山形大学男女共同参画基本計画(第2次)に基づき、本学の学生及び職員が性別、性的指向・性自認等にかかわらず、あらゆる活動において個性と能力を発揮できる大学を目指すとともに、他大学や地域社会とネットワークを築き、男女共同参画及びダイバーシティを積極的に推進していきます。

ダイバーシティ推進室室長挨拶

自分らしく生き生きと学び・働ける大学を目指し、
小さな事からでも改善・充実を図っていきます

副学長 大森 桂
   Katsura Omori

社会共創・ダイバ―シティ推進担当

 これまで「男女共同参画推進室」という名称でしたが、令和4年度より、「ダイバーシティ推進室」となり、初代室長に就任しました。名称変更が物語っている通り、本学でこれまで整備してきた男女共同参画に関する各種支援をさらに充実させると共に、さらに今後は、障がいの有無や国籍に関係なく、また、LGBTQ等性自認や性的指向がどうであろうと、自分らしく生き生きと学び・働ける大学を目指し、室員一丸となって取り組んでいく所存です。現在私自身、子育て・介護と教育・研究・運営の両立に奮闘中ですが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とならないよう、次に続く方々のためにも、より良くしていくという視点を忘れずに、小さな事からでも改善・充実を図っていきたいと考えています。皆さんからもぜひ、具体的なニーズをいつでも当室へお寄せ下さい。

  くるみん(平成28年5月認定)