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令和5年度山形大学男女共同参画及びダイバーシティ推進賞の受賞者が決定しました

令和5年度山形大学男女共同参画及びダイバーシティ推進賞の受賞者が決定しました。

この賞は、男女共同参画及びダイバーシティの推進に貢献した山形大学の教職員及び教職員で構成する団体(教職員と学生を構成員とする団体を含む)を表彰することにより、その功績を称えて更なる活動を促し、また、大学全体の男女共同参画およびダイバーシティに対する意識の醸成を図ることを目的として、今年度新設されたものです。

来月12月に授与表彰式を予定しております。

受賞者

 池田 弘乃(いけだ ひろの)氏 (人文社会科学部主担当・教授)

授賞理由

法哲学を専門とする池田弘乃氏は、フェミニズム法理論を基礎に、ジェンダー、マイノリティ、ケア等の問題の研究を継続している。その研究成果については、積極的に社会に還元しており、白鷹町男女共同参画計画策定委員会委員長として当該計画策定に貢献、また山形県男女共同参画審議会委員等を務めるなど、研究分野を社会で役立てる活動を行っている。

また、法律専門家、自治体職員、一般市民向けの講演、公開講座および教育機関への出張講義にも積極的に取り組み、性の多様性やジェンダー平等を体系的にわかりやすく解説している。さらに「カラフルCafé」の開催や山形初の「カラフルパレード」の実施、地方自治体におけるパートナーシップ制度導入の提案など、男女共同参画及びダイバーシティの実現に向けて精力的に活動している。

以上の通り、池田弘乃氏は、本県全体のダイバーシティを一層推進すべく、学内にとどまらず、メディアや地方自治体の政策策定にもつながる活動を精力的に行っており、社会的インパクトや今後の継続性・発展性が大きいことから、令和5年度の受賞者に決定した。

受賞者コメント等については、準備が整い次第、ダイバーシティ推進室HPにてお知らせいたします。