令和8年6月22日(月)に、山形大学男女共同参画及びダイバーシティセミナーを開催しました。本学では、毎年6月23日から29日までの一週間の「男女共同参画週間」の趣旨に賛同し、同時期に合わせてイベントを開催しています。
今年度は、今年4月にダイバーシティ推進室主担当教員として赴任した勝又栄政准教授がオンラインで講演し、事前申込は180人超をいただき、当日も約100人から参加いただきました。
講演の中で、今の世の中が性別二元論でできた社会であること、その社会(=普通)から取りこぼされた人々がどのような生活をしているのか、どのようなことに障壁を感じるのか、その例の一つとして体験談を聞いてほしいと前置きがあり、講師の人生における体験と、当事者だけではなくその家族を支援するという観点から現在の研究の道を進んできたことが話されました。また、SDGsの目指す「誰一人取り残さない」社会のために私たちができることとして、国や組織だけではなく、個人の小さなことであっても相手に寄り添った行動からできることが紹介されました。
終了後のアンケートでは、
「当事者の方が『佐藤』の名字の人よりもいるはずなのにこれまでの人生でひとりとも関わったことがないのは、社会が受け入れていないこれまでの風潮があり、話せないことの表れなのかなと感じた」
「自分の在り方、社会の在り方について深く考えさせられた。まずは小さなことでも行動しようと思えた」
「『世間のLGBTQ+に対する態度、及びそれがLGBT当事者にはどう見える。だから、「あえて意識して行動することが必要」』という説明は、すごく分かりやすく、今回のセミナーの意義を再認識できた。これは今後、『なぜ学ぶ必要があるのか?』という時に広く広まってほしい考え方だと思う」
などの声が寄せられ、大変有意義な機会となりました。
本学では今後も、これまで進めてきた男女共同参画推進はもちろんのこと、性的指向や性自認、国籍、年齢、障がいの有無等にかかわりなく、誰もが自らの個性と能力を発揮できるよう、ダイバーシティ(多様性)への関心や理解を全学的に広げるとともに、多様性を力に変えていく大学でありたいと考えています。


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