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研究中断からの復帰支援制度 利用者の声

この制度は、山形大学に所属し、妊娠・出産・育児・介護のライフイベントにより、やむを得ず研究中断した研究者に対し、研究中断からの復帰を円滑に進めるための研究費支援を行い、研究者の継続的な育成や多様な研究環境を実現することを目的とした制度です。
このページでは、実際に制度を利用された方々の声を集めました。ぜひご覧ください。

利用者の声

本年度は科研費(代表1件・分担2件)をもっていましたが、さらに本支援も頂くことができました。学内の若手支援は科研費をもっていると応募できないことが多いので、重複受給ができるのはとてもありがたかったです。

育児と研究の両立をするなかで、研究費の獲得やマンパワー不足など様々な問題があり研究を進めていくことに対する不安を抱えていたが、ご支援をいただいたことにより資金面での不安もなくなり今まで以上に研究にまい進するための原動力につながった。具体的には、今回いただいた支援で、iPadを購入させていただいたのだが、自宅での隙間時間や子の看病をしながらの隙間時間を活用しての論文執筆や、学外の委員会活動の実施など多岐にわたり活用させていただくことができたと思う。

また、今後の第2子や第3子の妊娠出産を考える中で、妊孕性といった限られた時間を効率よく研究と両立するうえでは、やはり資源が必要になってくるため、今回のご支援によって外部資金獲得にもつながったと思う。

研究中断によるハンディキャップを感じていたこともあったが、本支援のような制度を設立してくださっていることで研究へのモチベーションや、研究者として期待されているといった自己肯定感にもつながり、経済面だけでなく、精神面においても支えてもらったと感じる。本当にありがとうございました。

年齢的に妊娠・出産・子育ての真っ最中であり、研究を中断をせざるを得ない時期もある。復帰したとしてもすぐに頭が切り替えるのが難しく、予定通りスムーズに進まないことも多い。研究に関してもこれからであり、実績を積むのも難しく競争的資金などの獲得も簡単ではない中で、復帰後にスムーズに研究が開始できるように、少しでも金銭的援助を受けられるのは大変有り難いものだった。研究に必要な経費や投稿費用に活用させていただけた。

復帰後にこういった研究費の支援をいただけたおかげで,復帰後の研究が順調に行えました。大変ありがたく感じています。また,こういった支援制度自体が存在することが,ライフイベントによって一時的に業務・研究から離れざるをえない教職員をサポートする体制を本学が持っているということを示している点でも有意義だと思います。