
本学では、第2次山形大学男女共同参画基本計画(令和2年4月施行)において、男女共同参画及びダイバーシティを一層推進してきました。
その中で、「個々の性別、性的指向・性自認等にかかわらず、本学の学生及び教職員が自然にお互いを認め、受け入れることができる組織を目指す」ことを掲げています。
本ガイドラインは、学生と教職員が、ガイドラインの意義や位置づけなどを様々に議論して作成したものです。本学では、これからも多様な性を尊重する高等教育機関の在り方について、学生・教職員と対話しながら改訂の努力を継続します。
- SOGIの理解
- ●性的指向(Sexual Orientation)とは
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どのような性別に魅力を感じるか(感じないか)という方向性のこと。

- ●性自認(Gender Identity)とは
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自身の性別についての持続的な自己意識(アイデンティティ)のこと。

性的指向も、性自認も、人の性のあり方は、必ずしも特定のカテゴリーに明確に分類できるものとは限りません。性のあり方はスペクトラムとして存在しているともいえます。
- カミングアウトの受容とアウティングの禁止
- ●カミングアウトとは
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自身の性的指向や性自認について、自らの意思に基づき他者に伝えることをカミングアウトといいます。
カミングアウトは、その人が必要性を感じた場合に、信頼できる相手に対して行うものです。必要な人が支障なくカミングアウトできる環境、そして不要なカミングアウトを迫られることのない環境を作っていくことが大切です。そのためには、全ての学生及び教職員が「多様な性」について認識し、理解を深めていくことが重要です。
カミングアウトをするかどうか等について悩みがある場合は、相談窓口に相談してください。
カミングアウトを受けた場合は、自身に対する信頼感の現われと捉え、伝えてくれたことをしっかりと受容することが重要です。カミングアウトを受けてとまどうことがあった場合は、相談窓口で気持ちを整理することもできます。カミングアウトの内容が大学としての対応を必要とするものであったときは、誰とどの範囲で情報を共有するかについて本人の確認を得ながら、対応を進めていきます。 - ●アウティングとは
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カミングアウトとは逆に、ある人の性的指向や性自認について本人の同意なく第三者に暴露することをアウティングといいます。
アウティングは、たとえ善意からであったとしても、本人に大きな被害を及ぼす、絶対に許されない行為です。
- ハラスメントの防止
アウティングだけでなく、性的指向や性自認に関する偏見に基づく言動や侮蔑的言動は、ハラスメントに該当します。令和2年6月に施行されたパワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)では、性的指向・性自認等を理由とする差別やアウティングを含めて、ハラスメントの防止対策を講ずることが事業主(大学)に義務付けられています。事業主だけではなく、労働者(本学構成員)においても、パワーハラスメント問題に対する関心と理解を深め、他者に対する言動に必要な注意を払うとともに、事業主の講ずる措置に協力するように努めなければなりません。私たちは、「多様な性」の観点からも、ハラスメントのない就労・修学環境を維持していく必要があります。

