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  1. 啓発・研修について

「多様な性」を尊重する大学をめざし、理解を促進し、ハラスメントを未然に防止するため、次のような啓発・研修を実施します。

  • 教職員対象のFD研修・SD研修、相談窓口の対応に関する相談員研修など
  • 学生対象の入学時・進級時のガイダンスなど
  • 男女共同参画フェスタにおけるポスター展示やリーフレット配布など
  1. 氏名・性別情報について
(1)通称名の使用と性別の変更

本人の申し出により、自認する性に基づく通称名を使用することができます。
本学における学生の氏名は、学籍簿上の表記に基づいて取り扱い、学籍簿上の表記は戸籍上の氏名を原則としています。戸籍上の性別変更の場合は、学籍簿上の性別情報の変更が可能です。

(2)性別情報

性別情報については、当事者の意図しない形で公表されることのないよう、慎重に取り扱います。特に学生に配付・掲示する名簿については、性別欄を除外して配付・掲示するよう、全学的に周知・徹底を図ります。教員の会議等においても、性別情報を含む個人情報については、慎重に取り扱うべき個人情報として管理します。

(3)大学が発行する証明書等の性別記載

証明書自動発行機から学生が即時発行できる証明書等のうち、在学証明書、卒業・修了(見込)証明書、健康診断書、通学証明書には性別記載がありませんが、成績証明書などには性別記載があります。今後、各証明書等で性別の記載が不必要なものについては、記載しないことにしていきます。

(4)大学に提出する諸書類における性別情報の記入

本学に提出する諸書類のうち、入学料免除徴収猶予申請書、授業料免除申請書などには性別記載がありませんが、入寮願書、派遣留学申込書などには性別記載があります。今後、提出書類に性別情報の記載が本当に必要かどうかを精査していきます。

  1. 授業について

性的指向・性自認等にかかわらず、すべての学生が学びやすい授業をめざして、次のような授業づくりに努めます。

  • 授業中の学生に対する呼称等(Ms.、Mr.、くん、さん等)については、性別に関わらず使用できる呼称(例えば、Yamadai-san、山大さん等)の使用を進めます。
  • 性別でのグループ分けの必要性について確認します。
  • 授業等で使用するワークシートやアンケートに性別欄を設ける際には、配布時にその目的を説明し、性別欄の記入を自由に選択できるようにします。
  1. 健康診断について

健康診断の受け方について希望がある場合は、個別の対応を行います。

  1. 就職活動、教育実習・介護等体験・インターンシップ等について

キャリアサポートセンター、学生相談室、総合対策室等、学内の関係部署が、必要に応じて連携し、就職活動やインターンシップなどに関する相談に対応します。

  1. 留学の対応について

国際交流室で、留学先の生活環境や学習支援体制など、受け入れ先の環境に不安がある場合には対応します。

  1. 施設について

男女のトイレとは別に、性別等にかかわらず、多目的に利用できる「だれでもトイレ」を設置しています。
学内の更衣室は男女別ですが、個別の対応を工夫します。寮も男女別ですが、シャワー・トイレ付きのユニットバスが備えられている個室もありますので、事前に問い合わせてください。

  1. 相談窓口について

多様な性に関する学内の相談窓口は、各キャンパス・附属学校に設置しています。
各窓口は、所属キャンパスに関係なく、相談することができます。相談に対応する専門職には秘密保持の義務があり、匿名で相談することや、自分自身に関すること以外の相談も可能です。
保護者からの相談も受け付けています。学内の相談窓口の利用に抵抗がある場合は、学外の支援団体でも相談を受けることができます。